リーダーとなるために(五つの誓い) 763


リーダーになりたいと、多くの人が願います。
リーダーになるためには、どのような考えを持ち、行動をすればいいのでしょうか。

ここで、パナソニックの創業者である松下幸之助によって、1979年に設立された、松下政経塾が掲げる『五つの誓い』を紹介します。

【素志貫徹の事】
常に志を抱きつつ、懸命に為すべきを為すならば、いかなる困難に出会うとも、道は必ず開けてくる。
成功の要諦は、成功するまで続けるところにある。

【自主自立の事】
他を頼り、人をあてにしていては、事は進まない。
自らの力で、自らの足で、歩いてこそ他の共鳴も得られ、知恵も力も集まって、良き成果がもたらされる。

【万事研修の事】
見るもの聞くことすべてに学び、一切の体験を研修と受けとめて、勤しむところに真の向上がある。
心して見れば、万物ことごとく、我が師となる。

【先駆開拓の事】
既成にとらわれず、たえず創造し開拓していく姿に、日本と世界の未来がある。
時代に先がけて進む者こそ、新たな歴史の扉を開くものである。

【感謝協力の事】
いかなる人材が集うとも、和がなければ成果は得られない。
常に感謝の心を抱いて、互いに協力しあってこそ、信頼が培われ、真の発展も生まれてくる。

松下政経塾は、この五つの誓い等の学びを通して、多くの人材を政界・財界のリーダーに輩出してきました。
現在も多くの人が、活躍しています。

この五つの誓いを意識して、より良い生活・仕事を心がけることで、素晴らしい素質を備えたリーダーに、育っていくことでしょう。

2020年08月23日