人に嫌われる「たちつてと」の法則 505


上司や同僚に好かれる「さしすせそ」の法則を一つ前のブログで紹介しました。
今回は、逆に上司や同僚に嫌われる「たちつてと」の法則を紹介します。

上司や同僚から嫌われる人は、あなたには興味がないのです、あなたはよくないです、と言いたくなるようなリアクションを、無意識にしているのです。
嫌われる人の心が、素直に言葉となって、現れているのです。

「た」・・・「大したことない」

これを面と向かって上司や同僚に言える人は、そうそういないと思います。
十分気をつけたいワードです。
上司や同僚と話しているときに、この言葉を思い浮かべるだけでも、かならず表情に表れます。
そうならないように、気をつけましょう。

「ち」・・・「ちがうと思います」

もし上司や同僚に意見したいときがあったとしたら「お言葉ですが、よろしいでしょうか?」など、枕詞を使用するようにしましょう。
年下の部下に、ストレートに間違いや、意見の相違を指摘されて、黙っていられる人はいないでしょう。
ちがうと、ハッキリ明言するのは、止めましょう。

「つ」・・・「つまらない」

友達同士でもなかなか言えないワードなので、上司や同僚に使用する方は、いないと思います。
相手を否定するワードです。
仲良しの友達に言われても、辛いワードです。

「て」・・・「適当に」

この言葉は、前向きに仕事を取り組む姿勢を、放棄していると捉えられます。
同時に「なんでもいいです」「自由に進めてください」などの言葉もよくありません。
上司や同僚によっては、マイナス評価になってしまうので、注意しましょう。

「と」・・・「とんでもない」

これもニュアンスによります。
場合によっては、上司や同僚の自尊心を傷つける表現となってしまいます。
自分が褒められている場合には、使用する場合があります。

以上が「たちつてとの法則」です。


このような言葉を、日常生活で使ってしまってはいませんか?
使っている人は、要注意です。

このような言葉は、基本的に使わない方が、いいのです。
コミュニケーションが苦手という方は、この法則を普段から使っていることに、気付いていないパターンが多いのです。

可愛がられる人は、「さしすせその法則」をうまく使い、「たちつてとの法則」を避けて会話をしています。
もちろん、これを自然にできているのです。

このことを意識して、生活しましょう。
人間関係がうまく構築できれば、仕事もうまく回り始めます。
ぜひ実践してみてください。

2019年12月09日