365日向上心 578

毎日見ていたNHKの朝ドラがあります。
それは、「朝が来た」でした。
主人公は、「今井あさ」です。
ヒロイン・あさは実在した明治時代の女性実業家・広岡浅子さんがモデルになっています。
呉服屋と両替屋を営む京都の豪商・今井家の次女として生まれ、正義感が強く、相撲も強い、「なんでどす?」が口ぐせの好奇心旺盛なおてんば娘に育ちました。
嫁いですぐに明治維新を迎えると、動乱の中、家業が傾き、あさは、趣味人の夫に代わって、店のために子育てをしながら働き始めます。
あさは、行動力があり、時には懐にピストルを持って、命がけで仕事をしていました。
女性一人で、九州の炭鉱の仕事を発展させました。
その時代になかった女性の大学校を設立しました。
今までになかった生命保険会社を設立しました。
銀行を創設して、多くの人を助け、素晴らしい仕事をしました。
この時代は、まだ女性の仕事は、主に家事でした。
女性が外に出て、働くような時代ではなかったのです。
あさは、何に対しても好奇心旺盛で、怖いもの知らずです。
いろいろなことに挑戦を続ける向上心いっぱいの女性です。
どんなことにもへこたれずに、信念を貫いていく姿が実に清々しいと思います。
ここで「朝が来た」の主題歌「365日の紙飛行機」の歌詞を紹介します。
朝の空を見上げて
今日という一日が
笑顔でいられるように
そっとお願いした
時には雨も降って
涙も溢れるけど
思い通りにならない日は
明日 頑張ろう
ずっと見てる夢は
私がもう一人いて
やりたいこと 好きなように
自由にできる夢
✱人生は紙飛行機
願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り
ただ進むだけ
その距離を競うより
どう飛んだか
どこを飛んだのか
それが一番大切なんだ
さあ 心のままに
365日
あさは、死ぬまで向上心いっぱいで、人生を駆け抜けました。
まだ女性の地位が低い時代でしたが、思うがまま力強く生きました。
あさは、人生を自由に生きたのです。
あさの「向上心」を見習って、365日向上心を持ち続け、一歩一歩より良く進んでいきましょう。
