純粋な心を保とう 568


純粋な心をいつまでも保ち続けていたい。
誰でもそう願っています。
しかし、子どもから大人になるにつれて、世間の悪い面に触れ、純粋な心でなくなります。

純粋な心とは、「利害や意見、年齢や地位身分など、そういう様々な世間の着色に染まらない生地のままの心」のことです。

テレビなどで、凶悪事件が放送されます。
犯人の子どもの頃の様子を知る人は、「小さい頃は、とてもいい子だったのに、あの子がこんなひどい事件を起こすなんて、信じられません。」とインタビューに答えます。

このようなことが、よくあります。
犯人は、子どもの頃は、本当に純真な心だったのでしょう。
大人になるにつれて、何かのきっかけで、変化が起こり純粋な心でなくなったのです。
大変悲しいことだと思います。

このことは、誰にでも起こりうることなのです。
純粋な心を保つには、どうしたらいいのでしょう。

(一つ)
禍が福か、福が禍か、人間の私心でわかりません。
長い目で見て、正義を守り、陰徳を積みましょう。

(二つ)
厳しく辛い時ほど、快活にしましょう。
どんな時も笑顔で元気な自分でいましょう。

(三つ)
乱世ほど余裕を大切にしましょう。
心の余裕を持ち、ちょっとのことで動じないようにしましょう。

(四つ)
よい先生や友を持ちましょう。
日頃から心の交流を図りましょう。

(五つ)
忙しい間にも、時間を見つけて、書を読み、人の道を学びましょう。
自分の心を大きく成長させましょう。

(六つ)
日頃から人のために役に立つことを、進んでしましょう。

この六つを日々心がけましょう。
心がけると行動が変わってきます。

いつまでも純粋な心を保っている自分でありたいものです。

2020年02月10日