困った時がチャンス 591


日本では、4という数字は、「死」につながるとされ、嫌われてきました。
しかし、44という数字は、4が二つあるので、4合わせ(幸せ)と呼ぶことができます。

同じように欧米の一部では、13という数字も、不吉な数字に思われています。
しかし、ヒンズー教では、13日は神の力が宿る吉日とされています。

ヨーロッパでは、満月に狼男が現れるという伝説があり、満月は不吉とされています。
しかし、日本では、満月には「お月見」を行い、その美しさを楽しんでいます。

このように物事は、考え方ひとつで、良くなったり悪くなったりします。
例えば会社が、倒産の危機に陥ったとします。

そんな時に、「困った、困った、もうどうしようもない。」と考えてしまえば、必ず会社は倒産する結果になります。
「今こそ会社をみんなで再生するチャンスだ。力を合わせて再生させるための努力をしていこう。」と考えれば、みんなの行動が前向きに変わり、会社倒産の危機は、回避されることになるのです。

みんなの力で、倒産を乗り越えた会社が、大きな成長をする場合もあります。
困った時に「困難」と考えるか、「チャンス」と考えるかで、未来が明るくなったり暗くなったり、楽しくもつまらなくもなります。

未来は、今の延長上にあるのです。
困った時こそ、チャンスと考え、目の前の問題をいいことの種に変えれば、いいことの花が咲くことでしょう。

困った時に、チャンスにできるかどうかは、あなたの心しだいなのです。

2020年03月04日