返事をせかさない 704


情報技術が発達して、遠くにいる人でも、いつでもどんな時にも情報交換ができます。
携帯電話・メール・ラインなどの発達で、そのことが可能になりました。

しかし、大変便利な面があるのですが、困った問題も起こり始めました。

恋をすると、相手が自分のことをどう思っているか、いつも気になります。
また、いつでも自分のことを考えていてほしい、自分を優先してほしい、と考えることもあります。

そのため、彼にメールを送ったり、留守電にメッセージを残したりしたとき、すぐに返事がないと、不安になったりします。
しかし、メールや電話の催促をするということは、あまりいいことではありません。
なぜなら督促される立場からすると、気持ちのいいことではないのです。

「忙しいから返事ができないのに、何度もメールしてくるなんて、しつこいな」
「僕の方から連絡すると言ったのに、僕の言葉を信頼していないのかな」
「いつも監視されているようで、困ったものだ」
このように思われてしまうかもしれません。

メールや携帯電話にメッセージを残したとき、相手がすぐに返事できる状況にあるとは限りません。
返事を考えるのに、十分な時間が必要な場合もあります。

多くの男性は、自分を縛ることなく、自由にしてくれる女性が好きです。
返事をせかせると、相手にプレッシャーを与えることになります。
男性から嫌われる原因にもなるのです。

このような問題は、女性だけではありません。
男性のなかにも同様に、返事をせかす人がいます。

仕事などのつきあいにおいても、返事をせかす人がいます。
返事をせかす人は、嫌われることを心に留めておきましょう。

特に急用以外は、返事をせかさないで、相手からの返事が遅くても、のんびり待ちましょう。
「時間があるときに返事をくれると嬉しい」と待っているほうが、自分自身もストレスを感じなくてすむのです。

2020年06月25日