チャンスは必ず来ると信じよう 729


何をやってもチャンスが来ない、と嘆く人がいます。
はたしてそのような人に、チャンスが来るのでしょうか。

おそらくそんな人には、チャンスはめぐって来ないのではないでしょうか。
チャンスが、来ると信じていない人には、チャンスは来ないのです。
チャンスは、必ず来ると信じた人に、やってくるのです。

明治時代の実業家の岩崎弥太郎は、「チャンスとは、魚の群れと同じだ。魚の群れがやって来てから、網をはろうとするのでは、間に合わない」と述べています。

つまり、チャンスを自分のものにするには、「チャンスは必ず来る」と信じて、しっかり準備をしておくことが、大切だと教えています。
岩崎弥太郎は、幕末の土佐に生まれ、下級武士の家に育ち、貧しい生活をしていました。

その後、土佐藩が行っていた貿易の実務を任され、後に明治政府の政商となったことをきっかけにして、実業家としての成功をつかみました。
そして、現在の三菱グループの基礎を作りました。

岩崎弥太郎は、チャンスが必ず来ると信じて、そのチャンスを生かすための準備をしっかりと行っていました。
それは、算術や商法の勉強であり、人脈を広げておくことでした。
チャンスを生かし、実現するための資金も準備していました。
このような努力があり、チャンスを大きく生かしたのです。

チャンスは、必ず来ると信じた人は、チャンスのための準備を怠りません。
そのことで、チャンスを見抜く目も、鋭くなります。

そうなると、チャンスを確実に自分のものにすることができるのです。
「チャンスは必ず来る」と強い信念を、持ち続けましょう。

2020年07月20日