元気に「はい」と言おう 732


病院の待合室で、医者からの診察を待っている人がいました。
看護師が「○○さん診察室に、お入り下さい。」と、声をかけました。

ところが、本人からの返事がありません。
看護師は、○○さんがいるのか分からず、困っている様子でした。
しばらくして一人の人が看護師に近づいて来たので、○○さんがいること気がつきました。

看護師から声をかけられた時には、「はい」と、返事が欲しいものです。
ひょっとすると具合が悪くて、返事ができなかったのかも知れません。

最近は、いろんな時・場合に「はい」と、返事をしない人がいます。

○「○○さんが、発表して下さい」と、指名された時
○「話の内容は、分かりましたか」と、聞かれた時
○「仕事を手伝って下さい」と、お願いされた時
○「肉の量は、三百グラムで良かったでしょうか」と、確かめられた時
○「○○様のお宅でしょうか」と、電話で確認された時

このような時・場合は、返事がなければ、相手は困ってしまいます。
特に問題がなければ、「はい」と返事することで、存在や意志が伝わります。

大きな声で、元気に「はい」が、元気と意欲がよく伝わります。
もちろん「はい、発表します」「はい、十分理解できました」「はい、喜んで手伝います」と、言うことも大事です。

どんな時も、どんな場面でも、元気に「はい」と、勇気を出して、言いましょう。
あなたの元気な「はい」で、みんなも元気になります。
元気に「はい」と言える人は、相手の気持ちが分かる優しい人なのです。

2020年07月23日