子どもを1日1回ほめよう 721


親は、子どもの成長が楽しみです。
子どもの成長とともに、親も多くのことを学び、成長していきます。

子どもが幼い頃や小学校の時は、親子で楽しく話したり、遊んだりします。
子どもが中学校、高等学校、大学となれば、親子での会話やいっしょに遊んだりすることが少なくなってきます。
これは、子どもが親から自立している証であり、喜ばしいことでもあります。

しかし、子どもの自立とともに、注意しなければならないことがあります。
それは、親子の会話が少なくなり、気がつけば、しだいに親子で批判的なことを言い合うようになることです。

そうなれば親と子で心の壁ができ、家庭も暗くなってしまいます。
愛で満ちあふれるはずの家庭が、愛を感じられない家庭になってしまいます。

そうならないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。
それは、大人が子どもの姿や様子から、子どもの良さを見つけ出し、声に出して子どもをほめることだと思います。
親は子どもが幼い頃は、よくほめますが、成長するにつれて、ほめなくなってしまいます。

どんなことでもいいのです。
子どものことで気がついたことを1日1回は、ほめるようにしましょう。

☆朝から元気だね。
☆学校で友だちとよく遊んでいるね。
☆今日は学校の準備を、自分でできたね。
☆「ただいま帰りました」の声が大きいね。
☆笑顔がいいね。
☆何でも進んでするのが、すごいよ。
☆今日は1日家で、楽しく過ごせたね。
☆お手伝い、頑張ったね。

このようにちょっとしたことで、いいのです。
気軽に素直に子どもをほめ、子どもの成長を喜びましょう。

ほめ続けることで、子どもは親の愛を強く感じるのです。
親もまた子どもからの愛を、感じるのです。
親が子どもを1日1回ほめることで、愛に溢れた家庭にしていきましょう。

2020年07月12日